アルコール消毒液の持ち運びの悩み
アルコール消毒液を持ち歩く機会が増えていますが、持ち歩きやすい大きさで、なおかつ使いやすい容器は、あまりありません。
特に液体スプレータイプの容器は、携帯用のサイズだとスプレー部分が使いにくいものが多いです。
そんな不満のある方に、市販のもので満足できないならカスタマイズして作ってしまおう!というのがこの記事の内容です。
しかも、一瞬で完成する超簡単なカスタマイズです!
携帯用のアルコール消毒液の種類
まず、携帯用のアルコール消毒液には、大まかに分けて、ジェルタイプのものと液体スプレータイプがあります。
ジェルタイプでしたら、定番の手ピカジェルに携帯用が使いやすいです。
ワンタッチでキャップを開けて、軽い力で必要な量を手に出せるので、私はこちらが定番です。
![](https://qolgblog.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
液体スプレータイプについては、いろいろなメーカーから販売されていますが、よくあるのはこの「ビオレガード 薬用消毒スプレー 手指用」のような形状です。
こうした容器の場合、キャップを外してスプレーを押し込むという操作が必要になりますが、これがなかなか使いにくい……。
手ピカジェルがワンタッチで使えるのに比べると、使い勝手が劣ります。
そこでカスタマイズすることで使いやすい容器にしてしまいましょう!
ビオレガード 薬用消毒スプレー 手指用の特徴
今回使用するのは、「ビオレガード 薬用消毒スプレー 手指用」です。
ビオレガードの消毒スプレーは、ドラッグストアやスーパーなど、どこでも販売されていて入手しやすく、価格もお手頃です。
ちなみに、花王からはよく似た商品で、「ビオレu 手指の消毒液」も販売されていますが、今回使うのは「ビオレガード」の方なので、お間違いなく。
![ビオレガード消毒スプレー本体・携帯用とビオレu](https://qolgblog.com/wp-content/uploads/2021/05/bioreguard_bioreu.jpg)
両者の違いについては公式サイトで解説されていますが、中身にはほとんど違いがなく、容器が違う=用途が違う、ということのようです。
・「ビオレu 手指の消毒液」(本体)は据え置き型のポンプ容器
・「ビオレガード 薬用消毒スプレー」(本体)はトリガータイプのスプレー容器
このビオレガードの本体、トリガーがとっても使いやすいです!
![ビオレガード消毒スプレー手指用本体のトリガー](https://qolgblog.com/wp-content/uploads/2021/05/bioreguard_trigger.jpg)
スプレー口から消毒液が細く噴射されるので、狙ったところにスプレーしやすいのです。
商品説明にも「塗り広げにくいツメやシワの間にも」と書かれています。
この使いやすい本体のトリガーを、携帯用の容器に取り付けてしまいましょう。
(200mlの本体は、持ち歩くにはちょっと大きくて重いので……。)
本体と携帯用のスプレーを交換!
交換の手順をご紹介します。
★交換前の注意★
交換には、本体1本と携帯用1個が必要です。
また、交換後に本体をスプレー容器として使うのは非常に難しいです。
交換後の本体は、携帯用への詰替として使うのをおすすめします。
まず、本体からトリガーを外します。
![ビオレガード消毒スプレーからトリガーを取り外す](https://qolgblog.com/wp-content/uploads/2021/05/bioreguard_how_to_change_trigger.jpg)
ノズルのちょうど細くなっている部分でカットします。
念のため、カットする前にキッチンバサミはアルコール消毒しました。
![ビオレガード消毒スプレーのトリガーをカットする](https://qolgblog.com/wp-content/uploads/2021/05/bioreguard_cut_trigger.jpg)
カットするとこんな感じになります。
![ビオレガード消毒スプレーのトリガーをカットした](https://qolgblog.com/wp-content/uploads/2021/05/bioreguard_cut_trigger_done.jpg)
ノズルをカットしたトリガーを、携帯用の容器に取り付けます。
携帯用の容器に付いていたスプレー口は本体に付けます。
![ビオレガード消毒スプレー本体と携帯用のトリガーを交換](https://qolgblog.com/wp-content/uploads/2021/05/bioreguard_trigger_changed.jpg)
完成です!
(繰り返しますが、本体に取り付けたスプレー口はノズルが短いため、スプレーとしては使えません。)
外出先でこそ使いやすいトリガースプレーの特徴
このトリガーには、外出先でこそ生かせる機能があります。
それは、開閉ロックです。
![ビオレガード消毒スプレーのトリガーの開閉ロック](https://qolgblog.com/wp-content/uploads/2021/05/bioreguard_trigger_locked.jpg)
ロックをかけておけばトリガーを引くことはできません。
この開閉ロックのおかげで、バッグの中で液が漏れてしまうことがなくなります。
安心していつでも持ち運ぶことができます。
ちなみに、片手で開閉ロックを外してそのままスプレーしてまたロックするには……
まず、利き手の親指の側面を使ってロックを横に倒します。
(指先でロックを外そうとすると力が要るので、指の側面を使うと楽です。)
![ビオレガード消毒スプレーの開閉ロックの開け方](https://qolgblog.com/wp-content/uploads/2021/05/bioreguard_trigger_open-324x350.jpg)
そのままスプレーを噴射した後、今度は親指の腹でロックを戻す。
![ビオレガード消毒スプレーの開閉ロックの閉め方](https://qolgblog.com/wp-content/uploads/2021/05/bioreguard_trigger_lock-321x350.jpg)
というふうに使うとスムーズに使えます。
元々の携帯用の容器だと、①キャップを外す、②手指にスプレーする、③キャップを戻すという操作が必要で、片手だけで使うことができませんでした。
特にキャップは曲者で、外で立ったまま消毒する時など、ぽろっと落としてしまうこともありました。
落としてしまうと小さいのでなくしやすい……。
トリガーに付け替えることで、バッグから取り出して片手でスプレーできるようになりました!
ミニチュアのような可愛らしさ
このカスタマイズでもう一つ特筆すべきは、トリガーを付けた携帯用容器の可愛らしさです。
ミニチュア感があって愛らしい見た目だと思いませんか?
![完成した携帯用ビオレガード消毒スプレー](https://qolgblog.com/wp-content/uploads/2021/05/bioreguard_trigger_changed_portable.jpg)
サイズ的にも、トリガーに人差し指をかけると本体が手のひらにすっぽり収まる大きさです。
手に持つと何だかしっくりきて、愛着が湧きます。
手指を消毒する場面はそんなに楽しいものではないと思いますが、可愛らしい見た目のおかげで、少し気分が軽くなります。
ミニチュア好きな方におすすめです。
使いやすくて可愛いカスタマイズでいつでも消毒を
市販のプラスチック製のスプレー容器の場合、アルコール消毒液を入れると変質してしまうものがあるため、アルコールに対応しているかどうか確認が必要です。
ビオレガードの携帯用容器を使えば、安心して消毒液を入れることができます。
また、これだけ使いやすいトリガーの付いたスプレー容器は他にはなかなかありません。
バッグ内ではロックをかけてこぼれ防止、バッグから取り出したら片手でスプレー、すぐにバッグに戻せるという、お出かけ先での使用にぴったりの容器になりました。
携帯用の消毒スプレーの決定版と言ってもよいと思います!
このカスタマイズ、携帯用の消毒スプレーの画像検索している時に写真を見かけて試してみたのですが、最初に閃いた方にお礼を言いたいです。
とってもおすすめなので、ぜひ試してみてください。
![](https://qolgblog.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
なお、ご自宅で除菌タイプのウェットティッシュを使っている方には、乾燥しにくいこちらのケースがおすすめです。