グンゼのウールインナー、8分袖&深めのネックは下着メーカーの本気!

グンゼのウールインナー 8分袖&深めのネック ファッション

グンゼ(the GUNZE)のウールインナー

下着メーカーのグンゼからは、ウール100%のインナーが販売されています。
8分袖のトップスと、フルレングスのレギンス(スパッツ)です。

このウールインナー、グンゼのインナーとしては高価なのですが、とても使い勝手がよいのでご紹介します。

ウールインナーというとアウトドアブランドから販売されていることが多いですが、こちらのグンゼのウールインナーは、さすが下着メーカー!と唸りたくなるような工夫が凝らされています。

後述するように、全体に緩めな作りなので本格的なアウトドア用途には向きませんが、逆に普段使いにはぴったりです!

首元が広く開いているので服に響きません。使いやすい8分袖なのもポイント。
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部屋着に最適なウールのレギンスです。
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特に、8分袖のトップスがとても使いやすいので、まずはトップスからご紹介します。

8分袖が使いやすい

こちらのウールインナーのトップス、8分袖なので、上に着る服の袖からのぞいてしまうことがありません
また、袖をめくった時にも、もたつきにくいです。

長袖のウールインナーの中でも、8分袖になっているものはそこまで多くありません。
特に、アウトドアブランドのメリノウールインナーだと、手首までしっかり温めることが重要だからか、10分袖のモデルが多い印象です。

手持ちのバーグハウスのメリノウールインナー(長袖)と袖の長さを比較してみました。

グンゼのウールインナーとバーグハウスのメリノウールインナーの袖の長さの比較
下がバーグハウス、上に重ねたのがグンゼのウールインナーです

やはり長袖と8分袖ではかなり長さが違います。

アウトドア用途ではなく普段着のインナーとして着るなら、8分袖はとっても便利です。

深めのネックで安心

また、ネックの開きも深いので、襟元からのぞいてしまうこともなく、上に着る服を選びません

アウトドアブランドのメリノウールインナーの場合、ネックの開きが狭いものが多いので、普段着として使うのは難しいことが多いです。
バーグハウスのメリノウールインナーも、首周りはかなり詰まっています。

グンゼのウールインナーとバーグハウスのメリノウールインナーの襟の開きの比較
左がグンゼ、右がバーグハウスです

グンゼの色がブラックなので写真からはわかりにくいかもしれませんが、比較すると、グンゼの方はだいぶ襟元が大きく開いています。

さすが下着メーカー!という、インナーに使いやすい安心の形状です。

私はブラックしか持っていませんが、ブラックは少し襟元から見えたとしても下着感もほとんどないと思います。

ウールで冬でも軽々&着ぶくれ防止

インナーとして使う場合、このグンゼのウールインナーは、薄手の化繊インナーに比べると少し厚みがあります。
また、少しゆったりめな作りになっています。
そのため、体にぴたっと沿った細身の服のインナーにはあまり向いていません。

ですが、これを1枚着るだけでとっても暖かいので、重ね着しなくて済むようになるので、結果的には着ぶくれを防げます。

私は寒がりで、以前は真冬は何枚も重ね着をしていつも着ぶくれていましたが、グンゼのウールインナーを使うようになってからは、すっかり薄着になりました。

また、ウールは綿に比べて軽いので、ウールインナーは肩凝り防止にも最適です。

そして何より、ウールは温度調節が得意なので、少し肌寒いくらいの時期から真冬まで、この1枚でずっと対応できてしまいます

詳しくはウールの特性についてまとめたこちらの記事もご覧ください。

化繊の発熱素材のインナーや綿のインナーを着ていた頃は、「今日は寒そう」と思って着込んで出かけたのに意外に暖かくて汗をかいてしまった……なんていう日には、汗で体が冷えてしまって不快な思いをしていました。

ですが、ウールインナーを着るようになってからは、予想よりも暖かくて汗をかいてしまっても、すぐに乾いてサラサラになるので、とても快適になりました。

なので、秋から冬にかけて、インナーを使い分けなくて済むようになりました。

以前は、秋には薄手の発熱素材のインナー、冬には起毛した厚手の発熱素材のインナーを使っていましたが、今では秋から冬までずっと、このウールインナーだけで過ごせます。

天気予報をしっかり確認していないで日も、毎日こればかり着ていればよいので、とても楽です(笑)

首元が広く開いているので服に響きません。使いやすい8分袖なのもポイント。
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ウールは部屋着のレギンスにも最適

フルレングス丈のレギンス(スパッツ)も優れものです。

レギンスとしては少し緩めに作られています。

タイトなパンツのインナーとして使うのはちょっと難しいかもしれません。
(私はタイトなパンツをほとんど履かないので想像です。でも、以前使っていたユニクロのヒートテックのタイツや、アウトドアブランドのメリノウールのタイツと比べると、ゆるゆるな形です。)

ただ、その代わり、締め付け感が全くないので、部屋着にぴったりなのです!

私は秋冬の間、部屋着のワンピースの下にこちらのウールのレギンスを履いて過ごしています。
軽くて暖かくて、本当に快適です。

ウールは洗濯後に乾くのが早いので、冬の部屋着には助かります。

また、汚れが付きにくく汗をかいてもすぐに放出してくれるウールインナーは、何日か続けて着用しても不快にならないという特徴もあります。
この辺りは人によって許容できない方もいると思いますが、帰宅後に数時間着ただけの部屋着を毎日洗濯するのはちょっと……という方には、ウールを着るのがおすすめです。
ウールなら次の日に続けて着ても快適ですよ。(特に冬には)

また、私は真冬のパジャマの下にもこのウールのレギンスを履いています。

ウールのレギンスを部屋着として使うのは、かなりおすすめです。

部屋着に最適なウールのレギンスです。
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ちなみに、以前グンゼから販売されていたウールのレギンスには、裾にレースが付いていました。

以前のグンゼのウールタイツの裾レース
写真は現行モデルではなく、廃盤になった以前のモデルです。

レースが付いているとどうしても下着感が出てしまうのが気になっていました。

現在販売しているモデルではレースがなくなりましたので、より使いやすくなっています!

現在のグンゼのウールタイツの裾
こちらが現行モデルの裾です。

カジュアルなワンピースと合わせれば、そのまま外出もできてしまいます。
私はワンマイルウェアとしても使っています。

ウールの品質について

こちらのインナーは「ウール100%」ですが、すべすべで柔らかな、上質なウールです。
(ちなみに、トップスの襟元の細いテープ部のみ、「ナイロン80%、ポリウレタン20%」の素材になっています。念のため。)

ウールインナーといえば、メリノウールかどうかが気になるところですが、メリノウールという表記はありません。

手持ちの他のメリノウールインナーと比較すると、糸が太めかな?という印象があるので、メリノウールではないのかもしれません。
生地は少し厚みがあるというか、ふっくらしている印象です。
(みっしり糸が詰まった厚みではなく、編み目が緩いことからくるふっくら感です。)

ですが、メリノウールではないとしても、質のよいウールです。
触るとすべすべしていて、肌触りもソフトです。

メリノウールは夏に着ても快適な素材なのですが、このグンゼのウールインナーは厚みがあるため、ちょっと夏だと暑そう……と感じます。

アウトドアブランドのメリノウールインナーの場合、夏でもずっと着られるものもありますが、このグンゼのウールインナーは、秋冬だけ使うものだと思った方がよいです。

秋冬のウールインナーに

グンゼのウールインナーは、メリノウールではありませんが、メリノウールと同様の快適さをもたらしてくれるインナーです。
どうしてもメリノウールでないとダメという方でなければ、おすすめできます。

アウトドアブランドではなかなかない、普段使いしやすい形状なので、毎日のインナーに最適です。

今年の秋冬は、ウールインナーで快適に過ごしてみませんか?

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ちなみに、同じグンゼから販売されている、男性用のウール100%インナーはこちらです。

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足首までのレギンス(スパッツ)ではなく、つま先まで覆うタイプのメリノウールのタイツをお探しの方は、こちらの記事をご覧ください!

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