シュパットの洗濯方法
簡単にたためて便利なエコバッグ「シュパット」は、一部の商品を除いて洗濯機で洗濯することができます。
洗濯ができないのは、「保冷バッグ」、「ショルダーバッグ」、「リュックサック」、「ボストンバッグ」の4種類です。
それ以外の「コンパクトバック」や「ミニマルバッグ」は、サイズを問わず洗濯OKです。
公式サイトでは、洗濯方法について以下のように説明されています。
・洗濯は、洗濯ネットを使用し単独洗い(弱水流)をしてください。
・塩素系漂白剤・柔軟剤・乾燥機・アイロンのご使用はおやめください。また、つけ置き洗いはおやめください。
・洗濯後は形を整えてから平置きし、風通しの良いところで陰干ししてください。
マーナ公式サイトの商品情報より
これだけ読むと、ちょっと面倒に思えてしまいます……。単独洗いなんて、なかなかしませんよね。
ただ、個人的な経験から言えば、ここまできっちり守らなくても特に問題なく洗濯できていました。
(あくまで私個人の経験ですが。)
私の場合は、普通の「洗濯ネット」に入れて、他の洗濯物と一緒に洗っていました。
ネットに入れると他の洗濯物と絡まってしまうことはないのですが、少し気になっていることがありました……。
シュパットを洗濯する時に気になること……
シュパットを洗濯ネットに入れて洗濯すると、気になるのはシワです。
普通の洗濯ネットに入れると、どうしても洗濯ネットの中で偏ってぐちゃっとした形になってしまうので、生地にシワが付いてしまうのです。
干す前にはしっかり伸ばして形を整えてから干すので、伸ばすことでプリーツは復活するものの、生地のシワがなかなか取れなくて、見た目がちょっと気になっていました。
プリーツについても、洗っているうちに少しは崩れてしまうので、何度も洗濯していると大丈夫なのかなあ……と心配ではありました。
そんな時に、他の用途で購入してあった洗濯ネットがシュパットの洗濯にぴったりなのではないかと思いつきました。
シュパットの洗濯にぴったりな洗濯ネット!
こちらがシュパットの洗濯にぴったりの洗濯ネット、「ネットdeきれい」です!
もともと「シャツ・パンツ用」として販売されている洗濯ネットで、独特の構造のおかげで、シャツをこの洗濯ネットに入れて洗濯すると、本当にシワが付きにくくなるんです。
数年前に購入して以来、我が家では毎日のように大活躍しています。
私のリネンシャツや、夫の仕事用のワイシャツのシワが劇的に軽減されました。
このネットなしでの洗濯は考えられないくらいです。
ちなみに、一回り大きな「セーター・ジャケット用」も大活躍しています。
「セーター・ジャケット用」は、シャツを数枚まとめて洗濯することもできますし、ワンピースも洗濯できます!
シワの付きやすい素材のワンピースはお手入れが面倒ですが、このネットがあればシワがかなり減るので、私はアイロン要らずになりました。
(人によってはアイロンは必要かもしれませんが、それでもアイロンをかける時間は大幅に短縮されます。)
ネットdeきれいにシュパットを入れた様子
では早速、「ネットdeきれい」でシュパットを洗濯する時の写真です。今回は小さめサイズの「シャツ用・パンツ用」のネットを使います。
まず、ネットにシュパットをセットします。
「ネットdeきれい」は、上下2枚のネットでシャツを挟むような構造になっています。
まずは上側のネットをめくって、下側のネットにシュパットを置きます。
プリーツが広がらないように、「シュパっとした状態」(=たたんだ状態)で乗せるようにします。
シュパットは幅が狭いので、一度に3枚ほど並べられます。
(今回は、上から順にコンパクトバックM、コンパクトバックL(旧モデル)、Dropを3枚一緒に洗いました。)
シュパットを並べたら、めくってあった上側のネットを被せます。
このネットを被せることで、洗濯している間にネットの中で生地が偏ってしまうのが抑えられます!
あとは、下からくるくると巻いていきます。
巻き終わったら袋状になったネットの中に入れて、ファスナーを閉めます。
ファスナーを閉めたら、あとは洗濯機にぽんっと入れるだけです。
ネットdeきれいで洗濯したシュパットは……
洗濯直後に、洗濯機から取り出した「ネットdeきれい」が、こちらです。
洗濯前とほとんど違いはありません。
多少、左側のシュパットの端が斜めに移動していますが、全体には全く崩れていません。
開いてみても、洗濯前とほぼ同じです。(若干、位置を整えながら開きました。)
形が崩れていないので、そのまま干すだけでOKです。便利!
ちなみに、干す時にプリーツを開く必要はありません。むしろ、プリーツは折りたたんだまま干した方がよいです!
以前はプリーツを開いてピンチに挟んで干していましたが、どうしても折り目がゆるくなってしまう感じがありましたので、ご注意を。
我が家では、ニット用の平干しネットに並べて干すことが多いです。
シュパットの生地はとても薄手なので、この状態でもしっかり乾きます。
便利な洗濯ネットでシュパットも長持ち
エコバッグの洗濯用に専用の洗濯ネットを買うとなると「そこまでしなくても……」と思ってしまうかもしれません。
でも、「ネットdeきれい」は元々「シャツ・パンツ用」なので、普段は本来の用途で使いつつ、たまにシュパットも洗濯する、という使い方がおすすめです!
この洗濯ネット、洗濯ネットとしては少し高価にも思えてしまいますが、本当に服のお手入れの手間が減るので、1枚あるとかなり便利ですよ。
(「シャツ・パンツ用」と「セーター・ジャケット用」の2枚あるとさらに便利!)
私の場合には、これまではクリーニングに出していたワンピースも自分で洗えるようになったので、すっかり元は取れている(どころか大幅プラス)くらいです。
この洗濯ネットでシュパットを洗濯すると、プリーツも崩れにくくなりますし、生地のシワも軽減されますので、シュパットがより長持ちすると思います。
最近のシュパットは、コラボなどキャラクター柄のモデルも増えています。お気に入りの柄のシュパットを大事に、かつ手軽に(重要!)洗濯するために、「ネットdeきれい」はかなりおすすめです!
シュパットを洗濯するだけなら、小さいサイズで十分です。Lサイズもすっぽり入ります。
このネットの場合、「大は小を兼ねる」が当てはまらないと思います。
あまりスカスカだと、このネットに入れても偏ってしまうことがあるので、シュパットを洗濯するだけならこちらのサイズをおすすめします。
シュパットの洗濯にはちょっと大きいですが、シャツを何枚かまとめて洗濯したり、ワンピースを洗濯するなら、大きめサイズがおすすめです。
2枚買っておくと、入れるものの大きさや枚数で使い分けられるので、とっても便利です!