HARIOの「フタがガラスのご飯釜」が2020年1月にリニューアルしました。新旧どちらも使用した私が改良点を解説します。旧型から買い替える価値あり!のリニューアルなので、旧型で使いにくさを感じていた方にもぜひ読んでほしいです。
テクニック要らずのHARIOの土鍋
炊飯用土鍋の定番、HARIOの「フタがガラスのご飯釜」。
面倒な火加減ナシで、ホイッスルが火を止めるタイミングを教えてくれる、便利なご飯鍋です。
ガラスのフタは中身が見えるから安心。
それに、ぶくぶくと泡立ちながらお米が炊き上がる様子を見るのはけっこう楽しいです。
我が家では、それまで使っていた圧力IH炊飯器のパッキンが劣化してきたのを機に、炊飯を土鍋に切り替えました。
最初に買ったのは、旧型のGNN-200B。初めて炊いた時には美味しさに感動しました!
毎日愛用していたのですが、2020年の1月に、フタを洗っている時に手から滑らせてしまい……見事にフタを割ってしまいました。
フタだけ買い替えようと思って探してみると、ちょうど本体もリニューアルされていましたので、本体ごと新型のGNR-200-Bに買い替えました。
買い替えてみたら、それまでちょっとだけ不満だった点が見事に解決されていたのです!
HARIOの進化、すごいです!
フタがガラスのご飯釜、リニューアルしたポイント
GNR-200-BとGNN-200B、よく似た型番で見分けにくいですが、見た目は大きく変わりました。
GNR-200-Bのリニューアルポイントは以下の3点です。
1点ずつ詳しく見ていきましょう。
①フタの持ち手が丸型→六角形に
持ち手が六角形になったことで、置いた時に転がりにくくなりました。
といっても……我が家では以前から、転がるのを防ぐため、持ち手を下にして真っ直ぐに立てて置いていたので、実はあまり影響がありませんでした。
ただ、洗った後に組み立てる時に、六角形の方が持ちやすく力を入れやすいような気がしています。
②丸みを帯びた形状になり、軽量化
これまでは、土鍋の底が円柱のような四角い形状でしたが、新型は底がずいぶん丸くなりました。
その結果、本体の重量がかなり軽量化しています!
旧型(GNN-200B):約3.3kg
↓
新型(GNR-200-B):約2.5kg
この800gの差がとっても大きい!洗う時に実感します。
旧型は気合いを入れて洗わないと腰に来るような重さでしたが(笑)、新型は「ちょっと重い鍋」という感覚です。
せっかく美味しいご飯が炊けても洗うのが億劫……と憂鬱に思わなくなりました。
しかも、軽量化したからといって炊き上がりの美味しさは全く変わりません。
大歓迎のリニューアルでした。
③ご飯がこびりつきにくく洗浄が楽に
ホームページにこのままの言葉で書いてあるのですが、実際にすごく実感しています!
というのも……旧型の場合、こびりつきが酷かったので、Amazonのレビューを参考にして、炊き上がったらすぐに濡れ布巾の上に乗せて冷ましていました。
本当は、火から下ろしたばかりの土鍋を濡れ布巾に乗せるのは、急激な温度変化になってしまうので良くないのですよね。
実際、濡れ布巾に乗せた途端、「ジューッ!」という大きな音と共に大量の水蒸気が立ち上るので、毎回「大丈夫かな……」とハラハラしていました。
でも、新型なら、火を止めた後にそのままコンロの上に乗せておいても、全くこびりつかないのです!!
初めて新型を使った日に恐る恐るご飯を混ぜた時の感動といったら……。
濡れ布巾の上で冷ますには、スペースが必要です。
調理台の上に置いておくと他の作業の邪魔だし、食卓まで持って行くと、また下げるのが面倒だし。
熱に弱い場所にも置けません。
しかも、濡れ布巾を乾かしたり洗濯したり、けっこう面倒でした。
それが、新型に買い替えることで全部不要になりました!
私はこの点がリニューアルで一番嬉しかったです!!
新しい「フタがガラスのご飯釜」は買い替える価値あり
新型GNR-200-Bは、フタが握りやすくなり、一気に軽量化されて、濡れ布巾に乗せなくてもご飯がこびりつかなくなりました。
旧型から買い替える価値アリのリニューアルになっています。
ご飯鍋って頻繁に使うものなので、旧型の重さが地味にストレスだった方や、私と同じように炊き上がりに濡れ布巾で冷ましていた方は、新型に買い替えると確実に使い勝手がアップしますよ。
私は「フタがガラスのご飯釜」で炊いたご飯を、iwakiの「パックぼうる」で小分け冷凍しています。
ご飯の冷凍にラップやプラスチック容器を使うと、臭いが気になったり、食洗機の中でひっくり返ってしまったりと不満が出てきてしまいますが、耐熱ガラスならそうした不満もなくなります。
ちなみに、食洗機で洗える土鍋をお探しでしたらこちらがおすすめです!