大人気のエコバッグ、マーナのシュパットが、2020年末に大幅リニューアルされました。どこが変わったのかを詳しく比較します。
シュパットがリニューアルしました(2020年末)
一気にたためる大人気のエコバッグ、マーナのシュパット。
レジ袋有料化の前からずっとエコバッグの定番商品でしたが、2020年末に大きなリニューアルがありました。
(実は、2020年4月発売のBENGT&LOTTA(ベングト&ロッタ)とのコラボモデルが既にリニューアルされていたのですが、通常モデルも同じようにリニューアルされたことになります。)
この記事では、リニューアルで何が変わったのかをまとめてみました。
①デザイン追加、②サイズ・仕様変更、③新サイズ追加の順番で見ていきます。
(また、④変更のなかったモデルについても説明します。)
①リニューアルでデザイン追加(新柄)
まず、全モデル共通で、リニューアルに伴って新たなデザインが追加されました。
以前よりも落ち着いた素敵なデザインが増えています。
シュパットには限定デザインのコラボモデルもたくさんありますが、通常モデルもそれらに引けを取らないくらい素敵になりました。
いつでも買える通常モデルの柄が可愛くなったのは嬉しいです。
こちらはコンパクトバッグ(S・M・L)の新たなデザイン。(写真はLサイズです。)
新たに登場した色は、SUMI、YORU、MORI、KARASHI、MOMO、SEN、UMI、ARARE、HANA、HAGIREの10色です。
どれも素敵な名前です。
そしてこちらはDropの新たなデザイン。
なお、Drop Mにはネイビーとブラックはありません。写真はDrop Lのものです。
新たに登場した色は、シーグラス、ユーカリ、メッシュ、ネイビー、リーヴズ、レモンクリーム、ポピー、ブラックの8色です。
コンパクトバッグにもDropにも、女性だけではなく、男性にも持ちやすい落ち着いた色が増えています。
シュパットの使いやすさは、ぜひ男性にも体験してもらいたいです。
(なお、こちらの記事で、男性にもシュパットをおすすめする理由をまとめています。男性向けのモデルもご紹介しています。)
②リニューアルによるサイズ・仕様変更
次に、各モデルごとにリニューアルでどのような変更があったか見ていきます。
コンパクトバッグMのサイズ・仕様変更
まずは、シュパットの主力商品、コンパクトバッグMです。
こちらはリニューアルで仕様に大きな変更がありました!
耐荷重 | 容量 | サイズ | 重量 | その他 | |
M・旧型 | 約5kg | 約14.5L | 約30×32cm(バッグ使用時) 約φ6×8cm(折りたたみ時) | 約71g | |
M・新型 | 約5kg | 約15L | 約35×30cm(バッグ使用時) 約φ6×8cm(折りたたみ時) | 約69g | 袋口にボタン追加 |
Mサイズは、袋口にボタンが追加されました!
(これまでは、ボタンはLサイズにしかなく、Mサイズには付いていませんでした。)
シュパットはどうしても横に広がりやすいので、ボタンがあると中身がこぼれにくくなります。
また、0.5Lですが、容量も増えました。
たった0.5L……と思うかもしれませんが、意外にはっきり実感できます。
リニューアル後の縦横比の違い、容量の違いや、その他の細かい変更点については、こちらの記事で写真入りで詳しくレビューしていますのでご覧ください。
ボタンのおかげでかなり使い勝手がよくなりましたので、買い替える価値ありのリニューアルになっています。
コンパクトバッグLのサイズ・仕様変更
続いて、コンパクトバッグLです。
こちらも、リニューアルでかなり大きな変更がありました。
耐荷重 | 容量 | サイズ | 重量 | その他 | |
L・旧型 | 約15kg | 約31.4L | 約50×38cm(バッグ使用時) 約φ7.5×10cm(折りたたみ時) | 約162g | しっかりめの生地 |
L・新型 | 約15kg | 約40L | 約50×40cm(バッグ使用時) 約φ6.5×10cm(折りたたみ時) | 約118g | Mサイズと同じ薄手の生地に |
Lサイズは、これまではMサイズと違うしっかりめの厚手の生地でしたが、Mサイズと同じ薄手の生地に変更されました。
その結果、重量がだいぶ軽くなり、たたんだサイズもコンパクトに(直径1cm減)なりました。
上の写真からも大きさの違いが伝わると思いますが、直径を見ると違いがさらにわかりやすいです。
だいぶコンパクトになりました!!
これまでと同じサイズというよりは、Mサイズとの間に新たなサイズが作られたという印象です。
こんなに小さくなっているのに、容量は8.6Lも増えました。
広げてみるとびっくりするくらい大きいです。
これまでのLサイズが「買い物には十分な大きめサイズ」だとしたら、リニューアル後のLサイズは「何でも入る特大サイズ」というくらい、印象が違います。
シュパットは広げ方によって形が大きく変わるので比較するのが難しいですが、単純に重ねてみてもこれくらい違いがあります。
ちなみに、実際に物を入れると、こんな感じで下に引っ張られるので、見た目のイメージがだいぶ変わります。
さらにコンパクトになったのに容量が大幅にアップしたので、これまで持っていた人も買い替える価値十分のリニューアルです。
③新サイズ追加
ドロップ型に一回り大きなLサイズが登場
タテ型で、たたむと四角くなるドロップ型も、これまではワンサイズしかありませんでしたが、MとLが選択できるようになりました。
耐荷重 | 容量 | サイズ | 重量 | |
旧Drop | 約5kg | 約16L | 約28×56cm(バッグ使用時) 約8×10×4cm(折りたたみ時) | 約62g |
Drop M | 約5kg | 約16L | 約28×56cm(バッグ使用時) 約8×10×4cm(折りたたみ時) | 約60g |
Drop L | 約10kg | 約25L | 約30×63cm(バッグ使用時) 約10×10×4cm(折りたたみ時) | 約85g |
新しいDrop Mが旧型Dropとほぼ同じサイズ・容量なので、大きめサイズとしてDrop Lが新たに登場したことになります。
ドロップ型は細身で横に広がりにくいので電車の中で持つのにぴったりでしたが、大きめサイズが出たことで、通勤帰りに大きめの荷物を持ち運ぶのに備えやすくなりました。
また、男性にLサイズの方がバランスよく持てると思います。
④変更がなかったモデル
コンパクトバッグSについては、サイズの変更は特にないので、名称が変更されただけのようです。
以前はポケッタブルバッグという商品名でした。
(つまり、ポケッタブルバッグ→コンパクトバッグSに名称変更。)
念のためこちらも仕様をまとめておきます。
耐荷重 | 容量 | サイズ | 重量 | その他 | |
S(旧ポケッタブル) | 約3kg | 約7.5L | 約30×26cm(バッグ使用時) 約φ4×6cm(折りたたみ時) | 約36g | リニューアルでも サイズ等は変更なし |
名前の変更は、サイズの違いをわかりやすくするための変更だと思われます。
従来の「ポケッタブル」という名前だと、「コンパクトバッグ」と比べて小さいのか大きいのかわかりにくい部分がありました。
S・M・Lという並びになったことで、大きさを区別しやすくなりました。
コラボモデルのリニューアル状況
このブログでは、新作やこれまでのコラボ・別注モデルの情報をまとめたこちらの記事が大人気です。
コラボモデルの中でリニューアル後の型のものは、基本的に2021年の後半以降に発売されたモデルです。
上の記事の中では各コラボモデルの発売日も掲載していますので、発売日の欄をご確認ください。
2022年以降のものは確実にリニューアル後のモデルなので、ここでは「2021年発売のニューアル後のモデル」のみまとめます。
2021年発売のリニューアル後の型のコラボ(確定情報)
・リサ・ラーソンコラボ(2021年4月版・マーナ公式版)
(*トンカチ版コラボはリニューアル前)
・BENGT&LOTTAコラボ
・わちふぃーるどコラボ(2021年11月版)
・鬼滅の刃コラボ(2021年11月)
・ディズニーコラボ(2021年11月 ディズニーストア版・ロハコ限定版、2022年1月ベルメゾン版)
・ムーミンコラボ(2021年9月 Afternoon Tea版)
上記のモデル以外は、2021年以降に発売したモデルであっても、リニューアル前の型になっています。
ただし、これ以外にもリニューアル後の型になっている可能性もあります。
(2021年10月版のポケモンコラボなども、Mサイズにボタンが付いているので、リニューアル後の型なのではないかと思います。)
ちなみに、「和 Shupatto」という和柄(桜・扇・まり・麻の葉 の4柄)のモデルについては、2021年4月に新しく追加されたLサイズのみが、リニューアル後のモデルです。
(Mサイズはリニューアル前のモデルです。)
より軽量で容量アップにリニューアルしたシュパット!
今回のリニューアルでは、コンパクトバッグM・Lはより軽量になって容量もアップされ、Dropにも容量がアップしたサイズが追加されました!
かなり使いやすく進化していますので、既に使っている方にとっても、買い替え・買い足しの検討の価値大アリです。
⇒こちらの記事では、シュパットのサイズごとの使い勝手をレビューしています。
自分の使い方ではどの型・サイズがよいのかな?と思っている方は参考にしてみてください。