マーナのエコバッグ、シュパットのシリーズには、ショルダーバッグ、リュックサック、ボストンバッグといったランナップもあります!
旅行にもぴったりな3つのバッグのレビューです。
シュパットのバリエーション
シュパットの中でも有名なのは、トート型のエコバッグ「コンパクトバック」や、縦型のエコバッグ「コンパクトバック Drop」です。
全ラインナップについて知りたい方は、全ての型とサイズの比較をまとめたこちらの記事をどうぞ。
ここでは、シュパットの中でも「トラベルシリーズ」として位置付けられている、「ショルダーバッグ 2way」、「リュックサック」、「ボストンバッグ」の3種類について、順番にレビューしていきます。
私はこれまでずっと「コンパクトバック」しか使っていなかったのですが、気になっていたショルダーバッグが廃盤になってしまうことを知り、慌てて購入しました。
同じく気になっていたリュックサックとボストンバッグも(お安くなっていたので)ついでに購入してしまいましたので、比較レビューをしていきます!
シュパット ショルダーバッグ 2way
「ショルダーバッグ 2way」の仕様です。
容量 | 耐荷重 | サイズ | 重量 | 備考 | |
ショルダーバッグ 2way | 約8L | 約5kg | 約46×20cm(バッグ使用時) 約9×12×6cm(折りたたみ時) | 169g (実測) | はっ水加工 (洗濯不可) |
容量は約8Lなので、コンパクトバックS(約7.5L)より少し大きいくらいです。
こうして並べてみるとショルダーバッグの方がずっと大きく見えますが、ショルダーバッグはコンパクトバックSほど横に大きく広がらないので、容量としては同じくらいになるのかなと思います。
スコッティのティッシュ5箱パックを入れてみます。
(コンパクトバックの比較記事でも同じ5箱パックのティッシュを使っていますので、大きさを知りたい方はそちらの写真とも比較してみてください!)
この状態だとギリギリファスナーが閉まりません。
それでも、まだ少し余裕がありますし、見た目以上にたくさん入るという印象です。
生地が薄くて柔らかいので、入れる物が少ないと形がキマりにくいですが、その分、柔軟に広がってくれます。
コンパクトバックにはないポケットが付いているのが便利です!
財布や鍵やスマホだけをポケットに入れておくことができます。
おすすめの使い方
おすすめの使い方は、やはり旅行や帰省などの場面で使うことです。
・旅行先で大きな荷物を預けた後、ちょっとお出かけする時に
・ライブ会場に最小限の荷物だけ持ち込む時に
・帰省先でのサブバッグとして
私は旅行にカンケンバッグを使うことが多いので(⇒こちらの記事参照)、荷物を部屋に置いた後に行動する時用に、いつも小さなバッグを持ち歩いていました。
最近は薄いサコッシュを使っていたのですが、荷物が入らないのが不満でした。
シュパットのショルダーバッグなら、コンパクトなのに、見た目よりもずっとたくさん入ります。
不意に荷物が増えてしまっても意外にたくさん入りますので、「コンパクトなのにたくさん入れられるサブバッグ」としてかなり便利に使えます。
入れる荷物が少ない時には、ペタンと小さくなるのでかさばりません。
ライブ会場のような混み合った場面でも使いやすそうです。
廃盤のため、入手はお早めに!
こちらのショルダーバッグ、なんと廃盤になってしまうようです。
2021年10月に、楽天市場のマーナ公式店の商品情報欄に、廃盤になると書かれていました。
現在、まだ品薄にはなっていませんので、すぐに入手できなくなるというわけではないと思いますが、色欠けなど起こってくると思いますので、早めにチェックしてみてください!
シュパット リュックサック
「リュックサック」の仕様です。
容量 | 耐荷重 | サイズ | 重量 | 備考 | |
リュックサック | 約13L | 約10kg | 約28×40cm(バッグ使用時) 約φ7×16cm(折りたたみ時) | 211g (実測) | はっ水加工 (洗濯不可) |
容量は約13Lです。
数字の上ではコンパクトバックM(約15L)に近いのですが、なぜかそこまでたくさん入る感じはありません。
どちらかというと、ショルダーバッグ(約8L)とほぼ同じくらいというサイズ感です。
こうして並べてみると、同じくらいの大きさに見えますし、実感としてもそれくらいです。
おそらく、後述するポケットの容量が加わるとショルダーバッグよりも大きいのかなと思います。
こちらにも、スコッティのティッシュを入れてみました。
5箱パック+さらに1箱が入りました!
(入口があまり大きく開かないので、入れる時にかなり苦労しましたが……)
まだ少し余裕はありますが、やはり実質的な本体の容量はショルダーバッグとほぼ同じくらいだと思います。
サイドには、スマートフォンも入る大きめの縦型のポケットが2つ付いています。
写真では500mlのペットボトルを入れていて、わかりやすいようにキャップだけ外に出していますが、すっぽりポケットに入ってファスナーも閉められます。
冷たいペットボトルは水滴が付いてしまうので、他のものと分けて入れられるのが便利です。
また、ファスナー付きなので財布なども安心して入れることができます。
この位置にポケットがあると、片方の肩のストラップを外すだけでポケットにアクセスできるので使いやすいです。
左右両方にポケットがあるので、右利きの人でも左利きの人でも使いやすいと思います。
上にループが付いているのも、ちょっと引っかけたり手持ちするのに便利ですね。
デザインについては、色によるかもしれませんし、人によっても印象が違うかもしれませんが、私が持っているブラックは、生地の光沢感も手伝って、何だかモード系リュックのような感じすらあります。
見た目はかなり気に入っています。
おすすめの使い方
・旅行先でアクティブに動く時のサブバッグとして
・サブバッグに少し重いものを入れる予定がある時に
アクティブに動く時には、ショルダーバッグだと邪魔になることもあるので、リュックサックタイプが便利です。
また、リュックサックは耐荷重が約10kgと丈夫なので(ショルダーバッグの倍です)、少し重いものを運ぶ時にも便利です。
リュックサックだと、ショルダーやトートよりも、重いものを入れた時に体への負担が軽くなりますね。
ちなみに、シュパットではありませんが、スーパーでの買い物に使うリュックサック型のエコバッグをお探しの方には、こちらもおすすめです。(洗濯できます)
シュパット ボストンバッグ
「ボストンバッグ」の仕様です。
容量 | 耐荷重 | サイズ | 重量 | 備考 | |
ボストンバッグ | 約22L | 約15kg | 約46×35×17cm(バッグ使用時) 約11×16×9cm(折りたたみ時) | 282g (実測) | はっ水加工 (洗濯不可) |
容量は約22Lで、コンパクトバックM(約15L)とコンパクトバックL(約40L)の中間くらいのサイズです。
Lサイズを使っている方にとっては、やや小さめという印象かなと思います。
スコッティのティッシュ5箱パックを2パック、入れてみました。
余裕で入って、ファスナーも閉められます。形がしっかりしているので入れやすいです。
外ポケットには500mlのペットボトルを入れてみましたが、こちらもすっぽり入りました。
シュパットのコンパクトバックは、頻繁にどこかに置くような用途では、底が安定しないので使いにくい時があります。
このボストンバッグなら、底マチのおかげでどこかに置いても安定しますし、カートの持ち手にも通せるので、旅行で幅広く使えます!
また、車で出かける際のサブバッグとしても便利です。
(通常のシュパットだと、車に乗せていると中身がこぼれてしまうことがあるので……)
おすすめの使い方
・お土産が多くなりそうな旅行のサブバッグに
・カートで旅行する時のサブバッグに
・ミニマリストの旅行用バッグとして
カートの持ち手に通せるのが特に便利です!
(私がこれまで使っていたサブバッグは、どれもこの機能がなかったので……)
かさばる旅行用バッグをわざわざ用意しておきたくないという方にとっても、これだけ小さくまとまるボストンバッグがあると便利だと思います。
トラベルシリーズとコンパクトバックの違い
ショルダーバッグ、リュックサック、ボストンバッグともに、シュパットのコンパクトバックと異なる点がいくつかあります。
生地の違い
シュパットのコンパクトバックとショルダーバッグの生地は似ていますが、ショルダーバッグの方が厚みのあるしっかりした生地になっています。
写真ではわかりにくいと思いますが、どちらもリップストップ生地で見た目は似ていますが、触ると厚さの違いがよくわかります。
それに対して、リュックサックとボストンバッグの生地は、厚みがあって少し重めの、しっとりとした生地です。
触感は柔らかく、光沢感があります。
たたみやすさの違い
3種類ともに、コンパクトバックと比べてしまうと、たたみやすさはぐっと落ちます……。
「シュパっ」と引っ張る構造は同じですが、何度か引っ張ったり、手で整える必要があります。
持ち手を雑に折り込んでしまうと畳むのが大変になるので、少し丁寧に畳んだ方がよい感じです。
特にボストンバッグは、たたんだ時にプリーツが崩れやすいので、少し慎重にたたまないといけないかもしれません。
それでも、他の多くの折りたたみ式バックと比れば、どれも十分にたたみやすいバッグです。
何より、どのバッグも外袋が別になっていないので、外袋をなくしてしまう心配がなくて、扱いがラクです!
(かなり重要なポイント!)
洗濯不可
ショルダーバッグ、リュックサック、ボストンバッグともに、洗濯は不可です。(コンパクトバックは洗濯できます。)
この点だけは残念なのですが、代わりに、コンパクトバックにはない「はっ水加工」がされています。
旅行に使うことを考えると、「はっ水加工」があるのは便利だと言えそうです。
旅行用サブバッグ、ショルダーバッグとリュックどちらがよい?
ショルダーバッグ、リュックサック、ボストンバッグともに旅行用のサブバッグに最適なのですが、どれか一つに絞るならどれがよいか、個人的な意見です。
まず、「サブバッグ」といっても次のような違いがあります。
・少量の手荷物を入れるためのサブバッグ → ショルダーバッグかリュックサック
・メインバッグの補助として多めの荷物を入れるサブバッグ → ボストンバッグ
多めの荷物を入れるならボストンバッグ一択ですね。
問題は、「少量の手荷物を入れるためのサブバッグ」として、ショルダーバッグとリュックサックどちらがよいかです。
私は、悩んだ結果、決められなかったので両方買ってしまったわけですが、リュックサックであることが特に必要でなければ、価格も少し安いショルダーバッグでよいのではないかと思います。
ショルダーバッグ | リュックサック | |
コンパクトさ (たたんだ時) | ◎ | ○ |
軽さ | ◎ | ○ |
見た目 | ○ | ◎ |
上の比較のように、より軽くてコンパクトなのはショルダーバッグなので、できるだけコンパクトなサブバッグが欲しい場合はショルダーバッグが適しています。
おしゃれに持てるのはリュックの方かなと思います。黒色は特におすすめです。
夫や友人からもデザインを褒められました。
シンプルなデザインのおしゃれな折りたたみ式リュックサックは少ないので、個人的にはリュックサックもかなりおすすめです。
たたみやすさも、(あまり変わらないものの)リュックサックの方が上だったりします。
マーナのセールが狙い目
マーナの楽天市場店ではセールを開催していることが多いので、ぜひ一度チェックしてみてください。
私もセールで購入しました。
下のリンクから飛ぶと、ショルダーバッグ、リュックサック、ボストンバッグの現在の価格を確認できます。
シュパッ!っとたたむ時の爽快さはコンパクトバックのシリーズには敵いませんが、
コンパクトにたためる旅行用サブバッグを探している方には、トラベルシリーズのバッグはおすすめです!